7月の研修記録 of shonin_2010


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7月の指導記録

7月の研修時間:10時間(36時間)・・・7月22日(木)現在
7月の準備時間: 2時間( 4時間)

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第1学期を振り返って(1/36)|基礎的指導技術(研修)指導領域のページ

第1学期も夏休みに入りほっと一息という感じかも知れません。
初任者として、実際に第1学期を終えての振り返りを行い、自分なりにSNSサイトに整理してみるよう伝えました。

自分自身で感じたことや行ってきた内容を、もう一人の自分がなるべく客観的に判断するようにできると、「教師」としての自分がだんだん揺るぎない存在になってくるのではないでしょうか?

SNSサイトは、忙しいんだと思いますが、研修者も指導者もあまり活発に書き込みできていませんが、初任者が普段の生活の中で感じたことなどを書き込み、それを指導教員が読め、しかもコメントを書くことのできるSNSサイトは、研修のツールとしてはとても有効だと思っています(だからこそ開設しているわけですが)。

夏休み中に社会福祉体験などもあります。研修も3週間程度あきますので、時間ができたときにちょっと書き込みしてみてください。

学習指導と生徒指導(1/35)|ホームルーム経営(学習指導と生徒指導)指導領域のページ

本日、成績不振者指導の受付業務を行い、その後全体指導を見学しました。

本校の成績不振者指導は、学期末の成績で4教科・科目、11単位以上の欠点を取得した生徒を集めて学期末毎に実施しています。この条件は、さほど厳しいものでないと思いますが、本年度も昨年度より数が減少したものの、0にすることはできませんでした。

校長の全体指導、教務主任の単位等に関する説明等とすすみ、全体指導は終了します。その後、学年団による指導や担任による個別面談と進みます。

本日の研修は、「学習指導と生徒指導」がテーマであり、担任としてクラスを指導する基本は、普段教科担任として指導する内容と方向性で違う部分はないと思います。ただ、担任として「自分のクラスの生徒」となると、つい力が入ってしまい、良い意味でも悪い意味でも「自分が何とかしなければ」という力が入ってしまうのではないでしょうか。

担任でない今だからこそ、「○○先生のクラスを自分が担任だったら、どのようにアプローチするか?」というシミュレーションをいろいろな場面で行って欲しいと思います。また、副担任として現在の担任と生徒のことについて議論することもとても参考となると思います。

ホームルーム活動(球技大会から考える)(1/34)|特別活動(ホームルーム活動)指導領域のページ

本日は校内球技大会が実施されました。

初任者には、「球技大会に対してそれぞれの担任がどのようなスタンスで生徒と関わっているか」を良く観察して欲しいとお願いしました。

担任にとって、球技大会のような体育的行事に対してどのように生徒を盛り上げながら参加させるかと言うことは腕の見せ所かも知れません。「優勝したらジュース」みたいに、モノでつるのも良し悪しで一概に否定はしませんが、金銭や品物といった物質的報酬は、アンダーマイニング効果を引き起こす典型的な報酬であることは、明らかになっています(後日解説予定)。

総括する時間がなかったので、後ほど時間を見つけて、SNSサイトに記入して欲しいと思います。

授業と補習(1/33)|教科指導(授業と補習)|指導領域のページ

夏休みを前に、授業と補習ということで研修を行いました。

授業は1年間の学習活動をしっかりと見据えて指導することが必要です。特に、受験教科の場合は、生徒の実態として仮に全員がそうでなくても、なるべく予定された内容について学習する必要があると思います。

一方、研修中に話題にしましたが、教科「農業」などについては、上記の配慮がなされなくても、ほとんど影響はないと考えられます。では、教科「農業」の教師は、どの点を重視して日々の指導を行わなければならないのかを初任者に問いました。

さて、本題に戻りますが、1学期中の成績を総括し、不十分な成績の生徒をそのままにしたまま2学期を迎えることは、やはり教師としての配慮に欠けることになります。したがって、1学期の授業を補う意味でも補習は大切になります。

補習を行おうということになれば、その時間の確保が問題となります。長期休業中の部活動は、午前中に実施する場合が多いと思うので、時間をやりくりするのも結構難しいかも知れません。
そのような場合は、自分で取り組める「課題」を作り後で確認する方法もあります。生徒の実態にもよりますが、補習が必要な生徒は、その課題をこなすことが困難な生徒もいるので、そのような場合は、どこかで時間を確保する必要があります。

長期休業中と生徒指導(1/32)|生徒指導(長期休業と生徒指導)|指導領域のページ

校外研修のない火曜日ということで、標記テーマで研修を行いました。

新採用教員として初めての夏休みを迎えます。
前回の学習指導とも関連しますが、夏休みは長期間にわたって学校に登校しなくても良くります。
したがって、通常の学校管理下と異なる状況、特に家庭での指導がかなり重要となる点を概観しました。

初任者2名とも、部活動の主顧問なので、特に部活動の生徒に対する指導をについて考えてもらいました。

また、担任だったら、家庭との連携(保護者とのコミュニケーション)がとても重要となる旨を説明しました。

長期休業と学習指導(1/31)|教科指導(長期休業と学習指導)|指導領域のページ

・成績伝票の提出を目前に控え、長期休業と学習指導について研修しました。

夏休みは長期間になるので、生徒の学習指導にも配慮して欲しい旨話をしました。

長期休業中、たとえば普通科では、課外授業等があり、国語・数学・英語科の職員が交代で指導しています。
農業系の生徒は、当番実習があるので、実験や実習の指導が中心となり、座学についてはあまり意識されなくなりますが・・・・。

いずれにしても、夏休み中は意図的に学校の存在を意識させる工夫は必要だと思います。特に担任になれば、夏休み中の生徒指導(後日研修予定)は、2学期の生活自体に大きく関わる問題にもなりますので、特に大切になります。
長期休業中の学習指導は、生徒自身に、「自分たちは高校生だ」という意識をしっかりともてるよう、宿題などにも配慮したいものです。

学則・・・学習成績について・・・(1/30)|基礎的素養(学則)|指導領域のページ

昨日まで第1学期の期末考査が行われたということもあり、「学則(学習成績に関する内規)」に関する研修を行いました。

細かな内容を記述できませんが、教科担任として指導しなければならないこと、担任として指導しなければならないことがあります。

いつも言っていることですが、「生徒に力をつけさせる」には、ある程度の「強制力」は必要です。その部分をどのように考えるか。7月5日(月)の校内研修、教育相談との関わりなども考慮しつつ、考える必要があると思います。

採点業務などもある時期ですので、効率的に研修を行いました。時間のあるときに、内規を熟読しておいて欲しいと思います。

<本日の資料>
・学習成績に関する規定(内規、非公開)

教育相談の方法と実際(校内研修)(2/29)|生徒指導(教育相談の方法と実際)|指導領域のページ

本日、総合教育センターの瀧川指導主事をお招きし、『「不登校・うつ・自傷行為の」支援とかかわり』というテーマで、校内研修が行われました。

いつもと違うパターンでの初任者研修となりました。担任として生徒と向き合うと考えるときに「まだ、実感がわかない」かもしれませんが、知識として理解することはとても大切だと思います。

*************************以下は、指導教員のメモからの抜粋です。
・不登校の数は増え、子供教育支援センターへの電話相談件数も増加。
高校も309⇒366件と増えている。

<事例研修から学ぶこと>
・特別な配慮はいらない。 ⇒ 与えすぎない。「三度の食事・洗濯・小遣い」
・家で休める状態を作る。
・学校との連絡は本人の分からないところでする。
・学校へいって欲しいと言わない。(友達同士の会話は友達へは「指示」をしない)
・みんなコンプレックスをもっているということを理解させる。
・親子分離不安があると、⇒家族の問題がコンプレックスを子どもに出る。
・「何何しないでください」と言わず ⇒「 何何してやってください」と伝える。
・親と子が関わりように努力する。
・「わがままタイプ?」は、登校刺激与えるべき?

<家庭訪問の生かし方>
・会えなくてもよい。
・親の気持ちを受け止め、苦労を労う。
・親と趣味などの話をする。
・子どもの好きな物を探す。
・家庭訪問をした場合あいは、訪問後の様子を親から聞く。
・約束はしない。

通知表と生徒指導要録(1/27)・2|ホームルーム経営(通知表と生徒指導要録)|指導領域のページ

本日、第1学期テスト期間初日の午後を使って、表題の内容に関する初任者研修を実施しました。
資料は、本校で実際に発行している通知票と昨年度の担任への説明用に使った指導要録作成に関する資料(教務作成)です。
指導要録は、公簿であり保存期間も20年度長く、修得単位や卒業証明書を発行するための根拠となる学校にとってもとても重要な文書です。担任になった時、夏休み中の作業することになります。本研修でも、この内容がホームルーム経営の領域に入っていることから分かるように、担任としてとても重要な業務です。
通知票(タイトルは通知表となっていますが、本校では通知票と表示しています)は、公簿ではなく、むしろ学習の経過を報告する通信ということです。かつて通知票のことを「通信簿」と言ったのは、まさしくそのものずばり保護者へのお知らせということです。公式のものでないと言っても、保護者の手に渡るものですから、その客観性や正確さは十分に確保されていなければなりません。したがって、本校でもそうですが、担任の記載が終わり捺印したら教頭へ提出します。そこで確認されて、校長印が捺印される訳です。
保護者との円滑な関係を保つためにも、「生徒の成長を保護者と一緒に見守り、育む」という姿勢が必要です。