服装頭髪検査(1/116)

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本日は、LHRにて服装頭髪検査がありました。

担任がいないクラスもあり、中心でがんばってもらいました。

生徒理解と生徒指導(1/93・1)

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初任者の一人が修学旅行で生徒を引率するというので、始業式の日に行った「学校行事と生徒指導」の第2回目にしようと思ったのですが、「生徒理解と生徒指導」に変更しました。

研修の資料として、『日本の学級集団と学級経営-集団の教育力を生かす学校システムの原理と展望-』(河村茂雄著、図書文化)のpp.200-204を参照しました。

前回の研修の中で、「教師には率先垂範という意識が必要でないか」という点で、生徒の集合で教師が待っているか、並んだ頃を見計らって登場するかという話がありました。そして、勤務校の場合は「担任が早く来るクラスは生徒の集合も早い」傾向があるのではないかという話をしました。

児童生徒は一人ひとりの教師に対して特定の勢力を感じて、その指導や指示に従っていると考えられると河村は指摘し、その代表的な勢力資源として、1:準拠性、2:親近・受容性、3:熟練性、4:明朗性、5:正当性、6:罰・強制性の6点をあげている。そして、子どもの発達過程において、教師に対する勢力資源が変化すると指摘している。

具体的には、中学校では「正当性」が教師役割の魅力に入っているのに対して、高等学校の場合「教師の人間的な魅力」の中に含まれるという。つまり中学生は教師の授業の教え方のうまさや熱心さを見て「教師らしい」と感じるのに、高校生では一人の人間として尊敬できるか親しみがもてるかということを重要視するという。

日々の指導のなかで、生徒の心の中に「先生が言うのだからちゃんとしよう」と、「自分の意志でしっかりとする」という気持ちがならなければ、結局その場限りの指導になってしまうと思います。そして、そういう気持ちにさせるのも、教師の人間的な魅力なのかも知れない。

<本日の資料>
・『日本の学級集団と学級経営-集団の教育力を生かす学校システムの原理と展望-』(河村茂雄著、図書文化)pp.200-204

長期休業と生徒指導(1/86)

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はじめに、昨日行われた公開授業についてディスカッションしました。

その後長期休業と生徒指導に関する内容で、以下の視点で話し合いました。

・担任になった場合の学級経営的な視点
・教科担任としての学習指導的な視点

部活動の指導(1/71)

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教室環境の整備等について行う予定でしたが、文化祭の片付け等が入ってしまったので、HR中の様子を確認できない(来週実施できれば)ので、部活動の指導というテーマになりました。

文化祭の期間中にも部活動の大会があり、弓道部やバスケットボール部などは大会に参加しました。
本日は、大会での状況などを話してもらいながら、「部活動の指導」について考えました。

部活は特別活動ですが、それを生き甲斐のように感じている生徒もいます。生徒にとって授業が最も大切なものであるべきですが、生徒の目線から見れば、部活に力が入りすぎている生徒もとても多いのが現状でしょう。しかし、それは決して悪いことではありません。「学校」の中に自分を自由に表現できる場があることが大切で、それが授業か部活かはそれほど意味はありません(といっても、教師としては授業に集中して欲しいと思っているのは言うまでもありません)。

文化祭も部活も、エネルギーをつぎ込めばつぎ込むほど思い出に残る活動になるものです。そういう意味で、教師はその環境や状況を上手にコーディネートしてあげることがとても大切なのです。

大泉高校にとって、来年度は「普通科再生元年」という位置づけになるのではないかと、今日の職員会議で話題にするという話をしました。
また、新里東小の上村明子さん自殺についてのニュースの内容にも触れました。

教師にとって、「生徒の思いをしっかりと受け止め、夢の実現を支援する」姿勢が重要ではないかということで、全体をまとめました。

教育相談の方法と実際(2/64・1)

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NHKで放送されている「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組があるが、2007年に放送された、中学校教師鹿嶋真弓さんの放送DVDを事前に視聴、感想等を初任者研修支援SNSに記入してもらってから研修を行いました。

構成的グループエンカウンターを取り入れながら学級経営を行う鹿嶋さんの映像から、私たちはいろいろなことを学ぶことができる。
「人の中で人は育つ」というテーマのとおり、人をとても大切にしながら、その生徒たちの中で生徒も教師も育てられていることがわかる。

鹿嶋さんは、「プロフェッショナルとは?」との問に、
「情熱がまず第一条件。情熱だけでは駄目だなっていうことを体験したので、そこに技がなくちゃいけない。で、立ち止まることなく、いつもいつも研究し続けながら現在進行形の人です。」
とこたえています。

桐生市立新里東小学校で問題となっている、小六女児の自殺についても検討してみました。

<参考資料>
・「別室登校」に関する本校の内規(非公開)

・子ども理解、生徒指導、子どもとの人間関係などに悩む先生への対応策(指導と評価2008年7月号pp17-20)

・視聴覚教材:プロフェッショナル仕事の流儀<第46回 2007年4月3日放送「人のなかで人は育つ 中学教師・鹿嶋真弓」>
NHK仕事の流儀、第46回放送のWebページはこちらから

長期休業中と生徒指導(1/32)

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校外研修のない火曜日ということで、標記テーマで研修を行いました。

新採用教員として初めての夏休みを迎えます。
前回の学習指導とも関連しますが、夏休みは長期間にわたって学校に登校しなくても良くります。
したがって、通常の学校管理下と異なる状況、特に家庭での指導がかなり重要となる点を概観しました。

初任者2名とも、部活動の主顧問なので、特に部活動の生徒に対する指導をについて考えてもらいました。

また、担任だったら、家庭との連携(保護者とのコミュニケーション)がとても重要となる旨を説明しました。

教育相談の方法と実際(校内研修)(2/29)

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本日、総合教育センターの瀧川指導主事をお招きし、『「不登校・うつ・自傷行為の」支援とかかわり』というテーマで、校内研修が行われました。

いつもと違うパターンでの初任者研修となりました。担任として生徒と向き合うと考えるときに「まだ、実感がわかない」かもしれませんが、知識として理解することはとても大切だと思います。

*************************以下は、指導教員のメモからの抜粋です。
・不登校の数は増え、子供教育支援センターへの電話相談件数も増加。
高校も309⇒366件と増えている。

<事例研修から学ぶこと>
・特別な配慮はいらない。 ⇒ 与えすぎない。「三度の食事・洗濯・小遣い」
・家で休める状態を作る。
・学校との連絡は本人の分からないところでする。
・学校へいって欲しいと言わない。(友達同士の会話は友達へは「指示」をしない)
・みんなコンプレックスをもっているということを理解させる。
・親子分離不安があると、⇒家族の問題がコンプレックスを子どもに出る。
・「何何しないでください」と言わず ⇒「 何何してやってください」と伝える。
・親と子が関わりように努力する。
・「わがままタイプ?」は、登校刺激与えるべき?

<家庭訪問の生かし方>
・会えなくてもよい。
・親の気持ちを受け止め、苦労を労う。
・親と趣味などの話をする。
・子どもの好きな物を探す。
・家庭訪問をした場合あいは、訪問後の様子を親から聞く。
・約束はしない。