授業確保(1/59・1)

コメントは受け付けていません。

本日は教務主任として、授業確保に関する研修を行いました。

学習指導要領に示されているとおり、1単位時間50分を35単位時間実施して1単位として計算することを標準としています。したがって、行事等を精選し、極力その時間になるように努力する必要はあるし、教務主任としてそのような観点で配慮する必要があります。

授業を確保する方法としては、行事の内容等を見直して時間を縮減するとか、授業をカットにするのではなく短縮時間にして授業自体はできるようにするなどの配慮です。本校では頭髪服装検査を実施していますが(本来はこういうことに時間を使わなくても良いようにすべきだと思いますが)、以前は1コマつぶして実施していましたが、最近は短縮授業で30分~60分を生み出して実施しています。

出席時間数との関係でも注意が必要です。単位認定に必要な授業時間数を明示している場合、この標準時間数でカウントするのか、実時間でカウントするのかで大きく変わってきます。また、教員の年休などと異なり、生徒が欠席するのは「権利」ではありませんので、あらかじめ○○時間と時間数を明示することには注意や配慮が必要かと思います。

<本日の資料>
・教師の仕事の成果(大村はま著「教えるということ」(共文社)pp129-132)
・職員会議(大崎素史編著「図解でマスター!実践教育法規2010」(小学館)pp28-29 )
・授業の構築(「最新教育基本用語集2009~2010」(小学館)pp172-173)

教科研修の振り返り(1/58)

コメントは受け付けていません。

昨日行われた初任者研修の振り返りを行いました。

教科・科目研修(6)(授業研修2:代表者授業)として、教科毎に会場が異なり、それぞれの教科の代表者の授業が行われました。本校からは、数学科(前橋南)、農業科(勢多農林)に参加しました。

まず、昨日の研修の内容や一日の研修全般で気づいたことなどをそれぞれが発表していただき、その後、質問や感想を出し合いました。授業研修で他校の初任者がどのような質問をしたのかを含めて出していただき、いろいろと検討しました。

研修の後半、数学科(普通教科全般)と農業科の違いなどを対比しながら、教師としてどのような視点が大切かという話をしました。一教材を全員で共有しながら全体で協議できる普通教科と異なり、専門教科は職員一人ひとりで指導方法・内容の違いが際だっています。
別な表現をすると、「虫」の視点と「鳥」の視点の両方をもちながら、指導内容を検討する必要があるのかも知れません。

<配布資料>
10月14日の研修に関連し、「学校建築の未来形」(総合技術2010.09月号 pp3-6)を配布しました。

職員会議(1/57)

コメントは受け付けていません。

前の週に1コマ実施できなかったこともあって、職員会議後の勤務時間外になってしまいましたが、職員会議について研修しました。

本日、教務部が提案した内容について、その趣旨等を再確認するとともに内容について考えてもらいました。

学校には「校長の職務の円滑な執行に資するため、職員会議を置くことができる」とされ、「職員会議は校長が主宰する」と規定されています。この規定は校長の校務執行を助けるための補助機関という性格を明確にしています。

そのような観点で職員会議をみると、最終的な意志決定権限は校長の下にあるといえます。ただし、学校組織の特性や教育活動の独自性を考えると、意志決定の過程において全教職員の参加と合意形成はきわめて重要であり、教職員自身が自らの意志で取り組むことにができなければ良い運営にはならないことは目に見えています。

エイズ講演会(2/56)

コメントは受け付けていません。

全校生徒を対象に、エイズ講演会が開催され準備等から関わりました。

堀江病院の木村医師をお迎えし、エイズはもちろん、性感染症など、現在の思春期の性に関する内容を講演いただきました。
日々の指導の中で、思春期の生徒の悩みについてきちんと対応できる教師になるためには、生徒に関するさまざまなことに関して正しく理解する必要があります。

なかなか普段話題にしにくい「性」の問題について、医師という立場で客観的な事実を積み上げたお話は、生徒だけでなく、初任者を含めた教職員にとってとても参考になったと思います。

テスト問題の評価(1/54・1)

コメントは受け付けていません。

テスト問題の評価については、問題の作成等を中心にこれまで3時間ほど行ってきましたが、本日は問題自体の評価という点の研修としました。

SP表を作成し、その分析をとおして、問題が適当と考えることが相当かどうか、生徒自身の学習に問題はないか等を検討しました。

実際にSP表を作成するとなると、テスト問題の1問1問について正誤表を作成しなければなりません。私も以前マークシートの問題にこっていた時期がありましたが、マークシートは解答すべてを読み込むので、この辺の分析はしやすいというメリットもあるのですが、結局マークシートをやめたのは、マークシートのテストとなると試験勉強を熱心にしないという状況をなかなか改善されなかったので、結局記述式に変えたいきさつがあります。

今回、SP表を作成しようと思うと、なかなか手がかかってしまいます。

その辺を改善するツールとして、「手書き採点リンク」というツールを紹介しました。採点作業自体は従来と全く代わりはないのですが、丸付けが終わるとすぐに、点数の集計やSP表、得点分布表が作成できるのが大変良い感じています。本機器は、本年度の総合教育センターのICT研修(7/28実施、講座案内p92)で紹介していた機器で、この手の機器に懐疑的な私でしたが、早速購入した一品です(買う必要はありません。学校に一台あれば、借りて使えばよいのですから)。

<本日の資料>
SP表に関する資料(学芸大学のページへ)

学級経営(1/53・1)

コメントは受け付けていません。

「総合的な学習の時間」の研修に引き続き、学級経営の研修を行いました。

以前、自分が小中学校で発行されていた学級通信があればもってきて欲しいという話をしていたので、もってきてもらえました。4次元ポケットと名付けられたその通信は、まさしく時空を超えて現在の自分自身に当時の記憶を呼び起こしてくれています。

指導教員自身も、学級通信を使った学級経営について取り組んできたこともあり、昨年度センターで行われた研修講座の講師なども務めたことがあるので、その資料も配布しました(下の資料参照)。

途中、現在本校で1年生の担任をしている(採用6年目で2回目の担任中)教諭が飛び入り参加して、担任について少し語ってもらいました。いつもと違う雰囲気で研修できたのも良かったと思います。

<配布資料>
・「考える力」はこうしてつける(吉田新一郎訳、新評論4-7948-0628-0)pp32-39
・4年1組学級通信-親と子と教師をつなぐ- 四次元ポケット No.106
はじめての学級担任講座資料(2010年度総合教育センター研修講座)

<資料>
・4年1組学級通信-親と子と教師をつなぐ- 四次元ポケット No.106
・学年通信(平成11・12年度)はぐるま 大間々東中

総合的な学習の時間(1/52)

コメントは受け付けていません。

総合的な学習の時間について、前回に引き続き検討しました。

どのように取り組むべきかということをしっかりと全体で議論しながら、計画することが必要です。
そういう意味からも、「総合的な学習の時間」委員会を立ち上げて、本校の普通科をどうするかを含めてじっくりと検討する必要があります。

各種教育(農業現場見学)(農業初任者:教科研修3時間)

コメントは受け付けていません。

農業事務所と農業高校との連携事業が行われました(農業の初任者及び指導教員も参加しました)。

農業現場を見学する大変良い機会となりました。教科の指導を行ううえで、農業の現場がどのような状況に置かれているかを把握することはとても大切です。そういう意味からも、本研修は大変重要な意味をもっています。

オリーブ農家での研修中の写真研修内容は、以下のとおりです。

1:東部農業事務所の業務内容の理解
2:先進農家等の見学
(1)板倉町:鉢物・観葉植物生産の経営について → 農産物の生産と経営
(2)板倉町:農産物直売所 季楽里 の取り組みについて → 農業の多面的な取り組み(生物活用に生かせないか)
(3)板倉町:板倉カントリーエレベータの施設の概況について → 国の農業政策

「板倉町」の特徴がよくわかりました。農業は現場現場でいろいろな特徴があります。そういう点で、直接現場を見る機会は今後も生かしてもらえればと思います。

以前は、農業の各部会(たとえば「作物部会」などで、農家見学を行ったりしていましたが、部会自体が合併されたため、先進農家見学がなかなか行われない状況になっています。そういう意味でも、今回の研修は農業の教員として今後に生かせる良い研修になったと感じました。

総合的な学習の時間(1/51・1)

コメントは受け付けていません。

本日は、「総合的な学習の時間」に関する研修を行いました。

「自分が担任であったら、どのように「総合的な学習の時間」を組み立てたいかという観点で考えておいてください」と事前に連絡してあったので、研修に先立ち、レポートの提出がありました。

昨年度、県教育委員会へ提出した資料等を使い本校としての目標や現状について報告しました。
「総合的な学習の時間」をどのように組み立てるかは、大所高所に立ったコンセプト作りを行わないと、結局その時間をどのように指導するかという目先の指導内容の終始になりがちです。

本校では、「総合的な学習の時間」に関する委員会も設置されていないことからもわかるように、いろいろと検討しなければならない問題が山積みになっています。

配布資料<非公開>
・平成22年度県立学校入学者の教育課程に関する届け出書類(個票1-1、2-1、4-1、5-1、6-1、7-1)
・平成22年度年間指導計画(総合的な学習の時間、2・3年生履修中のもの)

校務分掌(1/50・1)

コメントは受け付けていません。

5月にセンターで行った「学校組織の理解と参画」の校務分掌の資料を参考に校務分掌について考えました。

・義務教育諸学校と高等学校の校種の違いによる組織の違いなどを確認しました。研究部や指導部として教科指導の検討を充実させる背景を考えました。

・新しい組織運営という観点から、東京都などで導入が始まっている「主幹制度」について説明しました。鍋ぶたといわれた組織をピラミッド型に変更するなかで、組織的な運営を目指しています。県によっては「総括教諭」のように名称も異なっているようです。待遇面も優遇されています。

<参考資料>

『教職論-これから求められる教員の資質能力-』(石村 卓也著、昭和堂)
pp180-183/pp188-191のコピーを配付しました。