6月の研修記録 of shonin_2010


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6月の指導記録

6月の研修時間:11時間(26時間)・・・6月30日(水)現在
6月の準備時間: 1時間( 5時間)

|今年度の研修記録|4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月

テスト問題作成と評価(1/26)|教科指導 教科指導(テスト問題作成と評価)|指導領域のページ

テスト問題については、5月に2時間ほど実施したので、今回は期末考査直前ということですが、初めてつける「成績」(総括的評価)について考える機会にしました。
総括的評価に限らず、評価のもっとも大切な点は、客観性と信頼性です。総括的評価はある程度の期間をみての評価となるので、生徒の調子の波なども考慮に入れながら、その期間をならして評価するという姿勢が大切で、見通しながら成績をつける必要があると強調しました。

第1学期の成績ですが、最終的には学年末で生徒本人に力がついたと実感できるような指導をしなければなりません。そのためにも、1年間の長いスパンで、生徒の個性なども見極めながら評価したいものです。一例として、良い評価がその後の生徒の行動にどのように影響を与えるかを考える必要があると思います。そういう意味で、ミクロ的な評価とミクロ的な評価のバランスはとても大切です。

選択科目から教育課程を考える(1/25)・1|基礎的素養 基礎的素養(教育課程) |指導領域のページ

23日(水)の第1校時(LHRの時間)に第1学年生徒を対象にした、選択科目の説明会を実施しました。
200名の生徒が格技室に入りました。レスリングのマットにちょうど4クラス分並べることができるので、普通科1クラス分がもう1枚のマットの方へはみ出す感じになりました。
来年度の選択科目には、どのような教科科目があるのかを説明することの他に、どのように選ぶべきかということに力を入れて説明しました。普通科の進学希望者には、英語を中心に選択するように説明しました。他の選択科目は、日本史B、情報B、家庭看護・福祉の3科目で、日本史は3年次継続ですが、情報Bは数学Bに、家庭看護・福祉は発達と保育を選択することになっています。

農業系の3学科も、進学組は英語・数学の中から選択するよう指導しました。
全体の説明会は30分弱で終了したので、その後場所を移して、初任者研修を行いました。若干学習指導要領の必履修に関する部分も説明しました。
選択科目の決定は、3年間の自分の学習を設計するという意味からも、各自に責任をもって決定させることはとても大切なことです。

授業の進度(1/24)|教科指導 教科指導(授業の進度)|指導領域のページ

25日(金)に研修時間を設定できないので、その分を本日に振り替え、「授業の進度」について研修を実施しました。
研修のはじめに、昨日授業のビデオ撮りを行っていたので、撮影者に授業の感想を発表してもらい議論しました。
授業の進度については、教科の特性があると思います。
たとえば、習熟度別学習をしている数学では、学習期間後にクラス分けを実施するので、自ずとテスト範囲を調整する必要があります。そういう点で、進度はある意味授業を進める上で重要な要素となります。
一方、教科「農業」では、進度にそれほど大きなウエイトはかからないかもしれませんが、そのことはシラバスを全く無視してよいということではありません。一応、年間指導計画を立てているわけですから、それにしたがって実施できるほうが望ましいのは当然です。
生物は、その瞬間で「今」を譲れない場面もあります。指導教員が環境科学基礎の授業で、先週観察したことを取りあげ、「イネ」と「ムギ」の両方を観察させるための時期だったという説明をしました。生物の「この瞬間」を見せるために、授業変更や内容の変更を含めて検討する価値はあるのです。

基礎的指導技術(2/23)|教科指導(基礎的指導技術)|指導領域のページ

本日、3校時の普通科2年の数学Aの授業を参観し、その後基礎的指導技術について研修しました。
習熟度別学習のため人数も少なく、また上位の生徒を対象としたクラスだったこともあり、とてもよい授業でした。教師の発問に生徒も積極的に答える雰囲気で、とてもよかったと思います。
2コマ目は、少人数指導や習熟度別学習について等気づいた点などを出し合いました。

※初任研は通常初任者2名と指導教員の3名で行っていますが、今回初任者の出張が入ってしまいましたので、6/17(木)・6/18(金)の両日、2名の初任者それぞれが2時間ずつ基礎的指導技術(2/22)について研修を行いました。

基礎的指導技術(2/23)|教科指導 教科指導(基礎的指導技術) |指導領域のページ

本日、植物科学の公開授業だったので1時間参観し、その後同じ教科の先生の授業を短時間参観してから授業研究、基礎的指導技術について研修しました。
今回の公開授業にあわせ、初めて参観したクラスでしたが、思いのほか学習に対する「レディネス」ができておらず、いろいろな意味で今後、学科や学年で指導を入れていかなければならないと感じました。
そんな中、初任者だからこそ、彼ら彼女らの気持ちの中に入っていこうという姿勢がみられたのが、一番の収穫だったのではないでしょうか。
机間指導や指名、取り組みの悪い生徒に対する指導など、ちょっと意識するだけで改善される部分も多いので、少しずつ工夫してみてください。

学則について(1/21)|基礎的素養 基礎的素養(学則) |指導領域のページ

学則について実施しました。
計画では7月実施の予定でしたが、研修の中でも話しましたが、学則を法律にたとえれば「法律の法律としての憲法のような存在」なので、本日取り上げました。
資料として「学則」を配付、その内容を鳥瞰しました。
学則については、3時間が標準なので、本日はその第1回目ということもあって、ざっと確認した程度です。今後成績の内規などを確認する中で詳細に扱っていきます。

<資料>
・本校学則のプリントアウト(校内LAN内で内規集は閲覧可能)

教材研究(1/20)|教科指導 教科指導(教材研究) |指導領域のページ

教材研究について、研修しました。
指導教師がかつてB6カードに板書内容を記入していた例など、指導教員の体験を交えながらディスカッションしました。
教師という仕事がらとはいえ、日々の生活の中で「これは授業に使えそうだ!」というものに注意しながら過ごすという視点を大切にして欲しいと話をしました。

11日(金)は出張のため、昨日の研修で代替します。

学習指導案(1/19)|教科指導 教科指導(学習指導案) |指導領域のページ

研修の前半は、前の時間に行った授業見学の内容を踏まえて、授業について考えてみました。

普通教科では同じ内容の授業を学級の数だけ反復できるのですが、専門学科では1学年1クラスという場合が多いので、授業テーマも1回限りの一発勝負となってしまいます。授業は場数を踏むことで内容もかなり改善されると思います。ですから、同じ内容で繰り返し授業を行えないと、授業スキルの向上という観点で授業を見たときに、正直言ってかなりハンデになります。
では、どのように工夫するかと言えば、授業の記録をしっかり綴っておくということにつきると思います。特に、教材研究(次回のテーマとします)の段階から記録し、授業直後に(実際は忙しくて、この部分が結構なおざりになってしまう場面が多いのですが・・・)感じたことなどを記録することではないでしょうか。ただし、記録はあくまで記録で、来年度実施にあたり目の前の生徒に焦点をあてた内容に再構築することは当然です。

初任者の一人が週末の公開授業を控え、学習指導案(細案)を作成中ということもあり、その指導案を題材にして話をしました。この指導案については、内容も、お世辞でなくしっかりと書けていました。話題になった内容は、評価規準について、概ね満足と十分満足の内容についての精度についてです。この部分も少しずつ磨かれていく部分だと思います。

授業研究(1/18)|授業研修|指導領域のページ

本日は、校外研修の無い火曜日、また指導教員が研修予定日の金曜日に出張ということで研修を2コマ実施しました。
1校時は、授業改善委員会の公開授業(3年生の家庭科)、及び教育実習生の授業(3年生の農業科)を見学した後、参観した授業についてディスカッションしました。
せっかくの授業改善委員会の公開授業なので、空き時間には積極的に参観し、その授業から学んだことを記録するよう話しました。

基礎的指導技術(1/17)|教科指導(テスト問題作成と評価)|指導領域のページ

本日は、基礎的指導技術について、評価規準とからめて説明しました。

基礎的指導技術という部分では、細かなスキルを指導する必要があるのかもしれませんが、いつも伝えているように、技術はやりながら身につく部分もあるし、それ以上に自分の教材研究を深める方が大切と考えています。その部分を深めるためにも、「評価規準」を検討することは大切かなと考えています。
概要を説明の後、普段の授業の中で感じている点などを出し合います。

<本日の参考資料>
国立教育政策研究所
「 評価基準の作成、評価方法の工夫改善のための参考資料(高等学校)-評価基準,評価方法等の研究開発(報告)」の担当教科の部分を貸与しました。

進路ガイダンス(16/1)|特別活動(進路指導)|

本日、平成22年度第1回進路ガイダンスが開催されました。
大学から講師をお招きし、1・2年生を対象に大学の講義を体験しました。
生徒は、各自の希望に従って午前午後各1コマ受講します。ただし、就職希望の生徒もいますので、午後は専門学校講師による面接・小論文対策の講座も設けました。
本日は初任研の実施日なので、講師や生徒への対応について研修をしてもらいました。
時間の関係で、後日、進路指導について後ほど振り返ります。