授業の進度(1/24)

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25日(金)に研修時間を設定できないので、その分を本日に振り替え、「授業の進度」について研修を実施しました。
研修のはじめに、昨日授業のビデオ撮りを行っていたので、撮影者に授業の感想を発表してもらい議論しました。
授業の進度については、教科の特性があると思います。
たとえば、習熟度別学習をしている数学では、学習期間後にクラス分けを実施するので、自ずとテスト範囲を調整する必要があります。そういう点で、進度はある意味授業を進める上で重要な要素となります。
一方、教科「農業」では、進度にそれほど大きなウエイトはかからないかもしれませんが、そのことはシラバスを全く無視してよいということではありません。一応、年間指導計画を立てているわけですから、それにしたがって実施できるほうが望ましいのは当然です。
生物は、その瞬間で「今」を譲れない場面もあります。指導教員が環境科学基礎の授業で、先週観察したことを取りあげ、「イネ」と「ムギ」の両方を観察させるための時期だったという説明をしました。生物の「この瞬間」を見せるために、授業変更や内容の変更を含めて検討する価値はあるのです。

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