3月の研修時間: 1時間(86時間(授業研修3時間を含む))

 3月の準備時間: 0時間(32時間)・・・・・2010年1月29日(金)現在

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月

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<実施記録>

  3月 1日(月) 卒業式について考える(1/86・0)<一般研修-特別活動-卒業式>

      ・卒業式に参列した感想を率直に聞き、前回の研修でも取りあげた、「3年間で仕上げ

        る」という視点で考えてもらった。

        以前、ある先生から高校は3年という限られた時間の中で最大の教育効果を生み出せ

        なければ、その教育自体が甘いのではないかという趣旨のアドバイスをいただいた。

        「自分が指導した内容が10年先とかに分かってもらえれば・・・」という発言をした時

        に、「それは甘いね」とすぐに言われた。

        3年という限られた時間の中で、教師として何ができるかを真剣に考える必要がある

        からだ。自分の教育が10年・20年先に、もしかしたら効果のあるないようかも知

        れないが、それではあまりに無責任ではないかというのがその趣旨であった。


初任者研修を終えるにあたって(指導教員としての所感)

 長いようで短かった初任者研修があっという間に終わった。4月から始まった研修も実質的には12月頃までを中心にかなり集中できに行い、1月以降は入試や卒業式の行事などを機会として振り返りの時間が多くなった。入試や卒業式は、高等学校の入口と出口の部分なので、そこをじっくりと考えることができると、高校三年間でどのような生徒を育てるのかを考えざるをえないので、有効ではないかと考える。

 初任研を終えるにあたって、1年間の足跡を初任者に残せたどうか多少心配な部分はあるが、少なくてもこのWebサイトを閲覧すればいつどのようなことを実施したかを確認することは可能である。しかし、このサイトには指導教員としてどのような初任者研修を行ったかの視点で書かれているし、初任者自身の言葉や内面についてあまり触れられなかった。初任者の内面は初任者自身が管理すべきものかも知れないが、研修内容にに対する初任者の内面的な支援をもう少しすべきであったかなと反省している。初任者には、自らの初任研を総括し、今後の教員生活に生かして欲しいと願っている。

来年に向けて

 このサイトは、研修後にその都度、勤務校や自宅で作成してアップロードしてきた指導教員が行ってきた初任者研修の記録である。初任者自らがどのように感じ考えたかは、その次の研修の時に簡単に振り返るだけであった。その部分をもう少し意識して取り組めるように、初任研のノートやネットワークを活用した支援システムを作っていきたいと考えている。

2010年3月の指導記録(時系列・指導教員関係)