ホームルーム経営(1/94・1)

コメントは受け付けていません。

昨日の校外研修(午前中:ホームルーム経営)に関する関する振り返りを行いました。

講師の具体的な実践や理論をいろいろとご紹介いただいたようです。
コミュニケーションの重要性をしっかりとご指導いただきました。

学級経営は実際に始まってみないと分からない点も多いのですが、やらなければならない点をしっかりと理解していると、指導の幅が広がると思います。

指導教員が最初の担任したときに使用した<生活指導カード>を紹介し、コンピュータを使用しなくても学級事務はできるという点を説明しました。もちろん、コンピュータを使えば、かなり効率的に事務処理できるので、具体的な手法はやりながら身に付ける必要があります。

<配布資料>
kiroku(生活指導カード(原本B5))

成績不振者指導(1/90)

コメントは受け付けていません。

終業式の夕方、成績不振者指導が行われましたので、受付を担当し、全体指導の会場で一緒に管理職と教務主任の話を聞いてもらいました。

全体会終了後、不振者指導に関する補足説明を行いました。

保護者にわざわざ来てもらって、このようなことをするのに意味があるのか?という議論もあります。
少なくても家庭に戻れば保護者の管理下になるので、その点ご指導いただきたいということです。

2学期も無事終わりました。
いつもより少し長目の冬休みになりますので、十分休養をとって、3学期また気合いを入れてがんばれるよう充電してください。

時間のあるときに、2学期のまとめを、SNSに書き込んでください。

ホームルーム活動(1/89)

コメントは受け付けていません。

ホームルーム活動ということで、研修しました。

まずは、昨日の特別支援の校内研修や成績会議を振り返ってもらいました。
初任者研修でいつも行っている振り返りとディスカッションですが、一見無駄話のようなこのディスカッションがとても大切なのです。

ホームルーム担任となった時に、生徒の情報収集のためにはいろいろな先生方に、生徒の状況を聞くことが大切なのです。つまり、いろいろな先生の視線から生徒をみる。さまざまな角度から生徒をみるからこそ、ある意味その生徒の実態が収斂されてくるのだと思うのです。つまり、自分がみている生徒の姿が本来の姿なのかどうかをしっかりと確認するための作業です。

来年自分が担任することになったら、どんなクラスをつくりたいですか?

そのようなことを考える中からも、自分がどういう点に力を入れて指導しようとしているかが見えてくるはずです。

教室環境の整備(1/75)

コメントは受け付けていません。

初任研の時間がLHRの時間帯ということもあり、校内を巡回して、各クラスの取組状況を観察しました。

試験前の時期ですので、試験勉強をさせている学級が大半でした。

廊下から教室の環境等を見てもらいました。
概ね良好であったと思いますが、個々には改善の余地は多々あります。

巡回中、学校を訪問したときにチェックする時に、教室や廊下、トイレの状況をよく観察します。
校内の状況を判断する場合も、今まできれいだったところが掃除されなくなったりとか、ちょっとした変化を逃さないことが肝心です。

学習に集中できる環境を作り出すことは、教師側の責任だと思います。

学級経営(1/53・1)

コメントは受け付けていません。

「総合的な学習の時間」の研修に引き続き、学級経営の研修を行いました。

以前、自分が小中学校で発行されていた学級通信があればもってきて欲しいという話をしていたので、もってきてもらえました。4次元ポケットと名付けられたその通信は、まさしく時空を超えて現在の自分自身に当時の記憶を呼び起こしてくれています。

指導教員自身も、学級通信を使った学級経営について取り組んできたこともあり、昨年度センターで行われた研修講座の講師なども務めたことがあるので、その資料も配布しました(下の資料参照)。

途中、現在本校で1年生の担任をしている(採用6年目で2回目の担任中)教諭が飛び入り参加して、担任について少し語ってもらいました。いつもと違う雰囲気で研修できたのも良かったと思います。

<配布資料>
・「考える力」はこうしてつける(吉田新一郎訳、新評論4-7948-0628-0)pp32-39
・4年1組学級通信-親と子と教師をつなぐ- 四次元ポケット No.106
はじめての学級担任講座資料(2010年度総合教育センター研修講座)

<資料>
・4年1組学級通信-親と子と教師をつなぐ- 四次元ポケット No.106
・学年通信(平成11・12年度)はぐるま 大間々東中

学級経営(1/42・1)

コメントは受け付けていません。

前回に引き続き、ホームルーム経営について研修しました。

日本の学級経営は、家庭でいえば親のような仕事だとたとえました。子どもに対して親は全責任を負います。同様に、学級担任は授業や生徒指導、進路指導、教育相談など、場面場面でいろいろな役割が求められます。

世界の学校を見ると教科学習中心のヨーロッパ大陸型の学校や「思想や労働」を重視中国のような学校、教科学習とともに課外活動なども実施する英連邦が母体の国々のように大きく3つのタイプに分けられます。日本は、戦後のアメリカのシステムがモデルになっていますが、アメリカのように州や学区(教育委員会)、学校に裁量がありません。

欧米の学級集団は学習集団としての機能体としての特性が強く、日本は共同体としての特性が強く、しかも学習集団としての機能も担っています。

アメリカでは教師は一般に学習指導(インストラクション)に従事し、それ以外のたとえば生徒指導(ガイダンス)は、ガイダンスカウンセラーが担当したり、退職警官などが係わるセーフティオフィサーなどの教師以外の専門家が組織され、機能的に指導しているようです。

一方日本では学習指導も生徒指導も両方とも伝統的に教師が担っているし、部活動なども担当します。そういう何から何までという部分が良い意味でも悪い意味でも大きな特徴です。来年から担任業務を行うと考えると、すべてを完璧にというのはなかなか難しい状況にあります。学年や生徒指導と連携をしながら、機能的な学級経営を目指して欲しいと思います。

<資料>
・日本の学級集団と学級経営(河村 茂雄著、図書文化)

学級経営(1/41・1)

コメントは受け付けていません。

本日は、ホームルーム経営について研修しました。

本校は、初任者は翌年度に学級担任をするケースが多いので、来年度に向けてそのような意識で副担任として学級経営に係わって欲しい。そういう意味で、現在副担任のクラスについてQ-Uを使った分析を試みました。

始めに資料1から、Q-Uをつかった学級経営について簡単に説明した後、副担任のクラスのQ-U結果を分析しました。生徒の状況にあわせて、細かく対応する必要性を説明しました。

具体的な手順としては、まず分布状況を確認し、学級がおおむねどのようなクラスかを確認するとともに、学校生活意欲プロフィールの一覧表を参考に、個々の生徒の「友人-学習-教師-学級-進路」に対する状況を確認しました。
全体の状況と個別の生徒の状況について確認しながら、今後の対応について確認しました。

<資料>
1:『学級づくりのためのQ-U入門  「楽しい学校生活を送るためのアンケート」活用ガイド』河村 茂雄著 図書文化(978-4-8100-6468-1)
2:各クラスのQ-U結果のまとめ
3:魅力ある学級をつくる担任 大友 秀人 『指導と評価』2009年9月号 pp4-8

学習指導と生徒指導(1/35)

コメントは受け付けていません。

本日、成績不振者指導の受付業務を行い、その後全体指導を見学しました。

本校の成績不振者指導は、学期末の成績で4教科・科目、11単位以上の欠点を取得した生徒を集めて学期末毎に実施しています。この条件は、さほど厳しいものでないと思いますが、本年度も昨年度より数が減少したものの、0にすることはできませんでした。

校長の全体指導、教務主任の単位等に関する説明等とすすみ、全体指導は終了します。その後、学年団による指導や担任による個別面談と進みます。

本日の研修は、「学習指導と生徒指導」がテーマであり、担任としてクラスを指導する基本は、普段教科担任として指導する内容と方向性で違う部分はないと思います。ただ、担任として「自分のクラスの生徒」となると、つい力が入ってしまい、良い意味でも悪い意味でも「自分が何とかしなければ」という力が入ってしまうのではないでしょうか。

担任でない今だからこそ、「○○先生のクラスを自分が担任だったら、どのようにアプローチするか?」というシミュレーションをいろいろな場面で行って欲しいと思います。また、副担任として現在の担任と生徒のことについて議論することもとても参考となると思います。

通知表と生徒指導要録(1/27)・2

コメントは受け付けていません。

本日、第1学期テスト期間初日の午後を使って、表題の内容に関する初任者研修を実施しました。

資料は、本校で実際に発行している通知票と昨年度の担任への説明用に使った指導要録作成に関する資料(教務作成)です。

指導要録は、公簿であり保存期間も20年度長く、修得単位や卒業証明書を発行するための根拠となる学校にとってもとても重要な文書です。担任になった時、夏休み中の作業することになります。本研修でも、この内容がホームルーム経営の領域に入っていることから分かるように、担任としてとても重要な業務です。

通知票(タイトルは通知表となっていますが、本校では通知票と表示しています)は、公簿ではなく、むしろ学習の経過を報告する通信ということです。かつて通知票のことを「通信簿」と言ったのは、まさしくそのものずばり保護者へのお知らせということです。公式のものでないと言っても、保護者の手に渡るものですから、その客観性や正確さは十分に確保されていなければなりません。したがって、本校でもそうですが、担任の記載が終わり捺印したら教頭へ提出します。そこで確認されて、校長印が捺印される訳です。

保護者との円滑な関係を保つためにも、「生徒の成長を保護者と一緒に見守り、育む」という姿勢が必要です。