第2回実施校連絡協議会

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本日2時より、平成22年度高校初任者研修の第2回実施校連絡協議会が開催されました。

県立学校49校、市・組合立学校5校の計54校の指導教員が総合教育センターに集まりました。
協議会は、全体会として高校教育研究係長のあいさつの後、8月までの研修の実施状況が報告されました。

全体会の後は班に分かれて、班別協議が14:40~15:50まで実施されました。
班別協議終了後、再度全体会が開催され、班別協議の概要について各班の書記を担当した指導教員から発表がありました(お疲れ様でした)。全体会は16:30の予定通りに閉会しました。

班別協議では、以下の4点について発表、質疑が行われました。
1:各校の校内研修において、「効果のあった内容や方法」、「新たに工夫した内容や方法」
2:初任者研修で重点化して指導したり、新たに取り入れた方がよいと思われる内容
3:社会福祉体験研修、他校研修1、他校研修2などの体験研修について
4:初任者研修全般にかかわって今後検討を要する事項について

各学校ともおおむね順調に研修がするんでいるようでした。特に、初任者とのコミュニケーションの確保について、いろいろと工夫されているようでした。
私自身が5月に行った初任者研修の全体研修の後に行ったアンケートのなかで、校内で分からないことを聞きやすい雰囲気がありますかという内容で10%程度「あまりできていない」、「できていない」があったことを紹介しました。

他県の例として、事務的な内容や服務規律的な内容に関する「研修のてびき」が参考になったという指導教員がいました。たとえば、権利保障という点の研修がなかなかしにくいという話もありました。

来年度の担任が前提という話のなかで、学級経営的な内容を後半から多めに入れたいと報告した学校が数校ありました。

また、初任者研修を終えた時に、「すごく力がついた」と実感できる場面があるので、初任者研修に2年目や3年目の先生にいろいろと協力いただいている学校もありました。

教務主体の行事に積極的にかかわらせたり、広報誌の作成など学校が分かる内容の仕事を担当させたり、ところところ担当させるのではなくはじめから終わりまでしっかりと担当させるなど、各校いろいろな試みがなされていることが分かりました。