他校研修オリエンテーション(1/44)

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他校研修が来週に控えています。男子進学校での研修ということで、研修での着目点などをディスカッションしました。

見学では、初任者のひとりの専門教科も見学できるので、とても楽しみにしているとのことでした。
また、近隣の中学校のトップクラスが目指す高等学校であり、入学後大きな壁に突き当たる生徒も多いはずです。
そのような日々競争のなかで過ごす生徒の様子を授業等のなかでしっかりと見て欲しいと要望しました。

受験競争と関連して、トラッキングについて説明しようと、下に示したプリントを配布しました。
新しい指導要領と関連して、「確かな学力」という流れの中で、小中学校においても習熟度学習が入ってきています。義務教育では従前から習熟度は行われていませんでしたが、ゆとり教育の反動からか、近年爆発的に小中学校に入っています。

日本の高校教育は受験により、学校選択によるトラッキングになるのです。

佐藤 学さんの協同的な学びを紹介し、いろいろな状況の生徒が混在するからこそ「背伸びとジャンプ」が成立すると説明しました。学力向上で注目されているフィンランドにおいても習熟度学習を実施していないことからも、習熟度別学習は学力向上の切り札となり得ないことははっきりしているのです。

<配付資料>
・協同的な学び(http://nogyokyoiku.net/wordpress/?p=36)

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