公開授業(2/85)

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本日、群馬県総合教育センターの指導主事をお迎えし、初任者による公開授業が行われました。

普通科2年の数学Aの授業は、平面図形の円の性質、特に二つの円の位置関係に関する内容でした。
円をきれいに描くのはなかなかむずかしいので、プリントや自作教材を準備するなど準備周到の授業でした。

自作教材の円盤は、リバーシブルになっていて、真っ白の円が裏返すと中心や半径の「r」などの文字が書かれていました。
大変わかりやすく良かったと思います。

楽しそうに授業をしているのもとても良かったと思います。生徒も楽しく授業できると思います。
こういう部分は、経験年数とは関係なく、身に付いているかいないかというという問題です。

授業後、指導主事・教科指導員・授業者で検討会が行いました。
早速、SNSに書き込んでいたので、コメントを書いておきました。

学習評価の在り方について(1/65・1)

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中央教育審議会の教育課程部会が本年3月24日に児童生徒の学習評価の在り方について(報告)を報告しました。

観点別評価については、6月4日の研修で国立教育政策研究所の報告を参考に説明しましたが、上記の報告では学力の3つの要素にあわせて評価の観点を以下のとおり整理することになりました。その部分を中心に報告を題材に学習評価について研修しました。

【1】 基礎的・基本的な知識・技能は「知識・理解」「技能」において
【2】 これらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等は「思考・判断・表現」において
【3】 主体的に学習に取り組む態度は「関心・意欲・態度」において

観点別の評価規準自体に問題があったわけでなく、その領域の曖昧だった部分の改善が図られたという位置づけです。
評価規準を意識しながら指導を行う中で、授業改善は図られると思います。

<参考資料>

文部科学省:児童生徒の学習評価の在り方について(報告)の抜粋

教科研修の振り返り(1/58)

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昨日行われた初任者研修の振り返りを行いました。

教科・科目研修(6)(授業研修2:代表者授業)として、教科毎に会場が異なり、それぞれの教科の代表者の授業が行われました。本校からは、数学科(前橋南)、農業科(勢多農林)に参加しました。

まず、昨日の研修の内容や一日の研修全般で気づいたことなどをそれぞれが発表していただき、その後、質問や感想を出し合いました。授業研修で他校の初任者がどのような質問をしたのかを含めて出していただき、いろいろと検討しました。

研修の後半、数学科(普通教科全般)と農業科の違いなどを対比しながら、教師としてどのような視点が大切かという話をしました。一教材を全員で共有しながら全体で協議できる普通教科と異なり、専門教科は職員一人ひとりで指導方法・内容の違いが際だっています。
別な表現をすると、「虫」の視点と「鳥」の視点の両方をもちながら、指導内容を検討する必要があるのかも知れません。

<配布資料>
10月14日の研修に関連し、「学校建築の未来形」(総合技術2010.09月号 pp3-6)を配布しました。

基礎的指導技術(2/23)

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本日、植物科学の公開授業だったので1時間参観し、その後同じ教科の先生の授業を短時間参観してから授業研究、基礎的指導技術について研修しました。
今回の公開授業にあわせ、初めて参観したクラスでしたが、思いのほか学習に対する「レディネス」ができておらず、いろいろな意味で今後、学科や学年で指導を入れていかなければならないと感じました。
そんな中、初任者だからこそ、彼ら彼女らの気持ちの中に入っていこうという姿勢がみられたのが、一番の収穫だったのではないでしょうか。
机間指導や指名、取り組みの悪い生徒に対する指導など、ちょっと意識するだけで改善される部分も多いので、少しずつ工夫してみてください。

基礎的指導技術(1/17)

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本日は、基礎的指導技術について、評価規準とからめて説明しました。

基礎的指導技術という部分では、細かなスキルを指導する必要があるのかもしれませんが、いつも伝えているように、技術はやりながら身につく部分もあるし、それ以上に自分の教材研究を深める方が大切と考えています。その部分を深めるためにも、「評価規準」を検討することは大切かなと考えています。

概要を説明の後、普段の授業の中で感じている点などを出し合いました。

<本日の参考資料>
国立教育政策研究所
「 評価基準の作成、評価方法の工夫改善のための参考資料(高等学校)-評価基準,評価方法等の研究開発(報告)」の担当教科の部分を貸与しました。

基礎的指導技術(1/12)

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1校時、基礎的指導技術に関する研修を昨日に引き続き実施しました。
内容は、「教壇に立つ心構え」についてディスカッションしました。
教師として指導技術の「スキル」の部分は今後どんどん研修可能であり、それぞれの先生方の「スキル」を学んでいく(「技術を盗むという表現を使いましたが」)がその向上の近道なので、いろいろな先生方に授業をみせてもらうよう指導しました。
また、技術はいずれついてくるので、教師になった今だから「教師としての心」の部分をしっかりと考えて欲しいという話をしました。ただ、ハートの部分は、「なぜ教師になろうと思ったのか?」を振り返る中で、たとえば自分が教師になろうと思うきっかけを作ってくれた「先生方」をイメージする中で、今自分がどのような教員になればいいのかは見えてくるのではないかと話しました。
教師としての職能向上を目指すときにアンテナを高くするにはどうしたらよいかについての心構えについて説明しました。

基礎的指導技術(2/11)

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初任者研修校外研修が設定されていない火曜日のため、1校時に授業参観、5校時にディスカッションの合計2時間、教科指導の基礎的指導技術に関する研修を実施しました。

1校時は、初任者2名と指導教員の3名で3つの授業を参観をしました。授業参観は1時間の授業をじっくりと参観する方法もあるかと思いますが、今回は基礎的指導技術の研修のため、形態の異なる3つの授業をはしごしました。参観した授業の科目は以下の通りです。

・数学I(専門学科1年)
・植物バイオテクノロジー(専門学科3年)
・農業情報処理(専門学科1年)

5校時は、まず参観した授業に関して初任者から感想をのべてもらいながら進めました。生徒を指名して解答させる場面で感じたことやデータの取り扱いの大切さの再確認、授業の進度をどのレベルの生徒にあわせて進行するのかなど、具体的な部分まで議論できました。また、初任者から普段の授業で感じていることなどを出してもらい、内容を検討しました。