基礎的指導技術(2/23)

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本日、植物科学の公開授業だったので1時間参観し、その後同じ教科の先生の授業を短時間参観してから授業研究、基礎的指導技術について研修しました。
今回の公開授業にあわせ、初めて参観したクラスでしたが、思いのほか学習に対する「レディネス」ができておらず、いろいろな意味で今後、学科や学年で指導を入れていかなければならないと感じました。
そんな中、初任者だからこそ、彼ら彼女らの気持ちの中に入っていこうという姿勢がみられたのが、一番の収穫だったのではないでしょうか。
机間指導や指名、取り組みの悪い生徒に対する指導など、ちょっと意識するだけで改善される部分も多いので、少しずつ工夫してみてください。

教材研究(1/20)

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教材研究について、研修しました。
指導教師がかつてB6カードに板書内容を記入していた例など、指導教員の体験を交えながらディスカッションしました。
教師という仕事がらとはいえ、日々の生活の中で「これは授業に使えそうだ!」というものに注意しながら過ごすという視点を大切にして欲しいと話をしました。

11日(金)は出張のため、昨日の研修で代替します。

学習指導案(1/19)

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研修の前半は、前の時間に行った授業見学の内容を踏まえて、授業について考えてみました。

普通教科では同じ内容の授業を学級の数だけ反復できるのですが、専門学科では1学年1クラスという場合が多いので、授業テーマも1回限りの一発勝負となってしまいます。授業は場数を踏むことで内容もかなり改善されると思います。ですから、同じ内容で繰り返し授業を行えないと、授業スキルの向上という観点で授業を見たときに、正直言ってかなりハンデになります。
では、どのように工夫するかと言えば、授業の記録をしっかり綴っておくということにつきると思います。特に、教材研究(次回のテーマとします)の段階から記録し、授業直後に(実際は忙しくて、この部分が結構なおざりになってしまう場面が多いのですが・・・)感じたことなどを記録することではないでしょうか。ただし、記録はあくまで記録で、来年度実施にあたり目の前の生徒に焦点をあてた内容に再構築することは当然です。

初任者の一人が週末の公開授業を控え、学習指導案(細案)を作成中ということもあり、その指導案を題材にして話をしました。この指導案については、内容も、お世辞でなくしっかりと書けていました。話題になった内容は、評価規準について、概ね満足と十分満足の内容についての精度についてです。この部分も少しずつ磨かれていく部分だと思います。

基礎的指導技術(1/17)

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本日は、基礎的指導技術について、評価規準とからめて説明しました。

基礎的指導技術という部分では、細かなスキルを指導する必要があるのかもしれませんが、いつも伝えているように、技術はやりながら身につく部分もあるし、それ以上に自分の教材研究を深める方が大切と考えています。その部分を深めるためにも、「評価規準」を検討することは大切かなと考えています。

概要を説明の後、普段の授業の中で感じている点などを出し合いました。

<本日の参考資料>
国立教育政策研究所
「 評価基準の作成、評価方法の工夫改善のための参考資料(高等学校)-評価基準,評価方法等の研究開発(報告)」の担当教科の部分を貸与しました。

テスト問題作成と評価(1/15)・2

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本日は、テスト問題と評価ということで初任者研修の教科研修資料を配付し、内容を確認しながら説明しました。本資料のベースになっているものは、平成15年度に実施した10年目研修の教科「農業」の資料です(農業以外の初任者には若干かんけいない部分もありますが)。

研修の中でふれた中教審の答申なども前のものではありますが、評価の部分は新しい指導要領になっても方向性に変更はないので、そのまま使いました。

評価の方法としては、ぺーぺーテストのほか、観察、面接、質問紙、作品、ノート、レポートなどが考えられますが、「興味・関心」、「知識・理解」、「思考力論理力」、「態度」、「技能」などの評価側面でどの評価法がふさわしいのかなどを確認してみました。

後ほど評価規準についても説明したいので、「評価規準の作成、評価方法の工夫改善のための参考資料(高等学校)」を貸与したいと思います。

<配布資料>

教科指導用資料(該当ページ)

テスト問題作成と評価(1/14)

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教員として、生徒を指導するのですから、最終的には評価をしなければなりません。では、どのように評価するのか?

中間考査を控え、このテストをどのように位置づけますか? 今まで授業を行ってきた確認としてのテストであることは当然ですが、教科・科目の目標もあるので、その目標と比べてどの程度の位置にあるのかを見定める必要もあります。

教科によってテストの内容に違いもありますし、試験の形によって評価できる内容も異なります。たとえば、技能的な内容をペーパーテストで評価するのは難しいですし、知識理解の内容はパフォーマンス評価よりもペーパーテストの方が向いているでしょう。

次回、実際に作成したテストの平均点なども出した後、作成したテストについて、三人で検討してみましょう。

基礎的指導技術(1/12)

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1校時、基礎的指導技術に関する研修を昨日に引き続き実施しました。
内容は、「教壇に立つ心構え」についてディスカッションしました。
教師として指導技術の「スキル」の部分は今後どんどん研修可能であり、それぞれの先生方の「スキル」を学んでいく(「技術を盗むという表現を使いましたが」)がその向上の近道なので、いろいろな先生方に授業をみせてもらうよう指導しました。
また、技術はいずれついてくるので、教師になった今だから「教師としての心」の部分をしっかりと考えて欲しいという話をしました。ただ、ハートの部分は、「なぜ教師になろうと思ったのか?」を振り返る中で、たとえば自分が教師になろうと思うきっかけを作ってくれた「先生方」をイメージする中で、今自分がどのような教員になればいいのかは見えてくるのではないかと話しました。
教師としての職能向上を目指すときにアンテナを高くするにはどうしたらよいかについての心構えについて説明しました。

基礎的指導技術(2/11)

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初任者研修校外研修が設定されていない火曜日のため、1校時に授業参観、5校時にディスカッションの合計2時間、教科指導の基礎的指導技術に関する研修を実施しました。

1校時は、初任者2名と指導教員の3名で3つの授業を参観をしました。授業参観は1時間の授業をじっくりと参観する方法もあるかと思いますが、今回は基礎的指導技術の研修のため、形態の異なる3つの授業をはしごしました。参観した授業の科目は以下の通りです。

・数学I(専門学科1年)
・植物バイオテクノロジー(専門学科3年)
・農業情報処理(専門学科1年)

5校時は、まず参観した授業に関して初任者から感想をのべてもらいながら進めました。生徒を指名して解答させる場面で感じたことやデータの取り扱いの大切さの再確認、授業の進度をどのレベルの生徒にあわせて進行するのかなど、具体的な部分まで議論できました。また、初任者から普段の授業で感じていることなどを出してもらい、内容を検討しました。

年間指導計画とシラバスについて(1/7)・1

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冒頭、月末を迎えていることもあり、初任者研修の校内研修指導報告について概要を説明しました。一般研修と授業研修の実施時間等について確認し、連休明けに報告できるように準備を依頼しました。

本題の「年間指導計画とシラバスについて」ですが、本年度指導教員が授業で生徒に配布したシラバスについて説明しました。

新指導要領解説については、所在の確認と改訂の趣旨の部分に触れ、現行の要領から新指導要領へどのような趣旨で改訂が進められたかについて触れました。数学の解説内にある「箱ひげ図」について触れ、今後はデータの解析するための思考力・判断力が必要となること。また、考えた内容を上手に表現する力も重要な要素であることを伝えました。

本校では担当者が決定する前の前年度末にシラバスを提出してもらい、その後異動があった場合は着任者が微調整して提出しています。初任者も既存のシラバスをほぼ踏襲しています。本日、初任者にお願いしたことは、本年度の授業の記録をしっかりととり、来年度の年間指導計画作成に十分生かして欲しいとお願いしました。

<本日の配付資料>
・指導教員が授業で配布したシラバス(教科「農業」、科目「環境科学基礎」)
・初任者研修支援SNSの5月のカレンダー出力(上旬日程の確認)
・新学習指導要領解説の改訂の趣旨から第1番目の科目の解説まで
指導要領解説のページはこちらから
・初任者研修校内研修指導報告(様式5-2)
初任者研修関係についての総合教育センターのページ

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