テスト問題の評価(1/54・1)

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テスト問題の評価については、問題の作成等を中心にこれまで3時間ほど行ってきましたが、本日は問題自体の評価という点の研修としました。

SP表を作成し、その分析をとおして、問題が適当と考えることが相当かどうか、生徒自身の学習に問題はないか等を検討しました。

実際にSP表を作成するとなると、テスト問題の1問1問について正誤表を作成しなければなりません。私も以前マークシートの問題にこっていた時期がありましたが、マークシートは解答すべてを読み込むので、この辺の分析はしやすいというメリットもあるのですが、結局マークシートをやめたのは、マークシートのテストとなると試験勉強を熱心にしないという状況をなかなか改善されなかったので、結局記述式に変えたいきさつがあります。

今回、SP表を作成しようと思うと、なかなか手がかかってしまいます。

その辺を改善するツールとして、「手書き採点リンク」というツールを紹介しました。採点作業自体は従来と全く代わりはないのですが、丸付けが終わるとすぐに、点数の集計やSP表、得点分布表が作成できるのが大変良い感じています。本機器は、本年度の総合教育センターのICT研修(7/28実施、講座案内p92)で紹介していた機器で、この手の機器に懐疑的な私でしたが、早速購入した一品です(買う必要はありません。学校に一台あれば、借りて使えばよいのですから)。

<本日の資料>
SP表に関する資料(学芸大学のページへ)

各種教育(農業現場見学)(農業初任者:教科研修3時間)

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農業事務所と農業高校との連携事業が行われました(農業の初任者及び指導教員も参加しました)。

農業現場を見学する大変良い機会となりました。教科の指導を行ううえで、農業の現場がどのような状況に置かれているかを把握することはとても大切です。そういう意味からも、本研修は大変重要な意味をもっています。

オリーブ農家での研修中の写真研修内容は、以下のとおりです。

1:東部農業事務所の業務内容の理解
2:先進農家等の見学
(1)板倉町:鉢物・観葉植物生産の経営について → 農産物の生産と経営
(2)板倉町:農産物直売所 季楽里 の取り組みについて → 農業の多面的な取り組み(生物活用に生かせないか)
(3)板倉町:板倉カントリーエレベータの施設の概況について → 国の農業政策

「板倉町」の特徴がよくわかりました。農業は現場現場でいろいろな特徴があります。そういう点で、直接現場を見る機会は今後も生かしてもらえればと思います。

以前は、農業の各部会(たとえば「作物部会」などで、農家見学を行ったりしていましたが、部会自体が合併されたため、先進農家見学がなかなか行われない状況になっています。そういう意味でも、今回の研修は農業の教員として今後に生かせる良い研修になったと感じました。

各種教育(1/49・1)

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はじめに、昨日の校外研修(情報教育・環境教育)について、簡単に振り返りました。

各種教育では、指導教員が担当する(偶然ですが)情報教育と環境教育について、私自身の実践例などを踏まえて研修を行いました。研修中に繰り返し話しましたが、生徒自身が「学習履歴」をしっかりとわかるようにしてあることが大切です。特に休んだりする生徒にとっては自分の出席した内容しかわからないと、学習の過程が分断されてしまう場合もあり、どんどん遅れてしまいます。

生徒自身が欠席すると授業が遅れてしまうという危機感をもってもらうことも大切ですし、万が一休んでしまってもどんなことが行われたかをわかるようにしておくことは大切だと思っています。そういう意味で、学習支援サイトはとても有効ではないかと考えています。

また、生徒にメールアカウントを配付し、メーリングリストなどを授業に活用していますが、それについても概要を説明しました。こちらの概念図は、こちらから閲覧できます

学習支援サイトのフロントページは閲覧できますが、アカウントとパスワードがないと入れません。
※T1農業情報処理については教育関係者に限り、デモアカウントを発行できますので、興味のある方はお問い合わせ下さい。

学習支援サイトのフロントページはこちらから。

学習指導案(1/48・1)

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総合教育センター指導主事による授業参観が10月から1月までの間に実施されます。
代表者授業を行った者を除く、全員の授業を参観することになっています。

授業の実施にあたり、初任者は指導案の略案を作成することになっていますが、本日はそれに向けた指導案について研修を6月8日に引き続き実施しました。

指導主事参観の指導案は、略案で良いのですが、それなりにしっかりとした形のものを仕上げて欲しいと要望しました。
指導案は、指導者の考え方がよく反映されますので、万全の準備を期待したいと思います。

「生徒が取り組む時間」を確保する例として、英語教育における訳読の話をしました。

<資料>
・授業づくりの基礎・基本-[確かな学力]をはぐくむために-(初任者研修配布資料)

・「農業情報処理学習指導案(略案)」・・・7月7日(水)に公開授業に作成した指導案(非公開)・・・来週の各種教育で使用します

教材研究(1/46)

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本日は、15日の協議会の内容を受けて、今後の研修計画について説明しました。

初任者研修は法定研修のため研修時間について管理されている旨再確認し、今後の研修特に教科研修について再度確認しました。

本日の研修の本題は、教材研究です。授業は教師にとってもっとも大切なものです。これをおろそかにしては絶対によい教師にはなれません。自分の伝えたいことがしっかりと生徒に伝わるように最大限の努力は払わなければなりません。しかし、ただ時間ばかりかけてもだめだという一例で以下の例を紹介します。

農業の分野で「収量逓減の法則」というのがあるのですが、「教材研究」も農作物の収量と同じだと思うのです。

農作物は、肥料を与えると成長が増し収量が増えるのが一般的です。しかし、肥料の量を増やしていくのに従って、実際の収量はその増加量に対して少しずつ減っていきます。施肥量にはピークがあり、その量を超えて施用すると植物体自体が肥料の影響で軟弱になり、病気や倒伏(植物が倒れること)を招き減収となってしまいます。

「教材研究」は肥料のように、私たちの授業をよくする(収穫が上がる)ことにつながります。しかし、時間をかけてやってもそのかけた時間分の効果が「すぐに」手にできるわけではないということです。それであれば、今目前にいる困った生徒に手をさしのべる時間に使った方がよい場合もあります。その生徒にとっては一生がかかっている問題かも知れません。

繰り返しますが教材研究は絶対におろそかにはできません。「すぐに」手にはできないかも知れませんが、かけたエネルギーはいつかきっとどこかで生かされます。

※バランス感覚をもって、充実した授業となるような教材研究に励みましょう。

授業と補習(1/33)

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夏休みを前に、授業と補習ということで研修を行いました。

授業は1年間の学習活動をしっかりと見据えて指導することが必要です。特に、受験教科の場合は、生徒の実態として仮に全員がそうでなくても、なるべく予定された内容について学習する必要があると思います。

一方、研修中に話題にしましたが、教科「農業」などについては、上記の配慮がなされなくても、ほとんど影響はないと考えられます。では、教科「農業」の教師は、どの点を重視して日々の指導を行わなければならないのかを初任者に問いました。

さて、本題に戻りますが、1学期中の成績を総括し、不十分な成績の生徒をそのままにしたまま2学期を迎えることは、やはり教師としての配慮に欠けることになります。したがって、1学期の授業を補う意味でも補習は大切になります。

補習を行おうということになれば、その時間の確保が問題となります。長期休業中の部活動は、午前中に実施する場合が多いと思うので、時間をやりくりするのも結構難しいかも知れません。
そのような場合は、自分で取り組める「課題」を作り後で確認する方法もあります。生徒の実態にもよりますが、補習が必要な生徒は、その課題をこなすことが困難な生徒もいるので、そのような場合は、どこかで時間を確保する必要があります。

長期休業と学習指導(1/31)

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・成績伝票の提出を目前に控え、長期休業と学習指導について研修しました。

夏休みは長期間になるので、生徒の学習指導にも配慮して欲しい旨話をしました。

長期休業中、たとえば普通科では、課外授業等があり、国語・数学・英語科の職員が交代で指導しています。
農業系の生徒は、当番実習があるので、実験や実習の指導が中心となり、座学についてはあまり意識されなくなりますが・・・・。

いずれにしても、夏休み中は意図的に学校の存在を意識させる工夫は必要だと思います。特に担任になれば、夏休み中の生徒指導(後日研修予定)は、2学期の生活自体に大きく関わる問題にもなりますので、特に大切になります。
長期休業中の学習指導は、生徒自身に、「自分たちは高校生だ」という意識をしっかりともてるよう、宿題などにも配慮したいものです。

テスト問題作成と評価(1/26)

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テスト問題については、5月に2時間ほど実施したので、今回は期末考査直前ということですが、初めてつける「成績」(総括的評価)について考える機会にしました。

総括的評価に限らず、評価のもっとも大切な点は、客観性と信頼性です。総括的評価はある程度の期間をみての評価となるので、生徒の調子の波なども考慮に入れながら、その期間をならして評価するという姿勢が大切で、見通しながら成績をつける必要があると強調しました。

第1学期の成績ですが、最終的には学年末で生徒本人に力がついたと実感できるような指導をしなければなりません。そのためにも、1年間の長いスパンで、生徒の個性なども見極めながら評価したいものです。一例として、良い評価がその後の生徒の行動にどのように影響を与えるかを考える必要があると思います。そういう意味で、ミクロ的な評価とミクロ的な評価のバランスはとても大切です。

授業の進度(1/24)

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25日(金)に研修時間を設定できないので、その分を本日に振り替え、「授業の進度」について研修を実施しました。
研修のはじめに、昨日授業のビデオ撮りを行っていたので、撮影者に授業の感想を発表してもらい議論しました。
授業の進度については、教科の特性があると思います。
たとえば、習熟度別学習をしている数学では、学習期間後にクラス分けを実施するので、自ずとテスト範囲を調整する必要があります。そういう点で、進度はある意味授業を進める上で重要な要素となります。
一方、教科「農業」では、進度にそれほど大きなウエイトはかからないかもしれませんが、そのことはシラバスを全く無視してよいということではありません。一応、年間指導計画を立てているわけですから、それにしたがって実施できるほうが望ましいのは当然です。
生物は、その瞬間で「今」を譲れない場面もあります。指導教員が環境科学基礎の授業で、先週観察したことを取りあげ、「イネ」と「ムギ」の両方を観察させるための時期だったという説明をしました。生物の「この瞬間」を見せるために、授業変更や内容の変更を含めて検討する価値はあるのです。

基礎的指導技術(2/23)

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本日、3校時の普通科2年の数学Aの授業を参観し、その後基礎的指導技術について研修しました。
習熟度別学習のため人数も少なく、また上位の生徒を対象としたクラスだったこともあり、とてもよい授業でした。教師の発問に生徒も積極的に答える雰囲気で、とてもよかったと思います。
2コマ目は、少人数指導や習熟度別学習について等気づいた点などを出し合いました。

※初任研は通常初任者2名と指導教員の3名で行っていますが、今回初任者の出張が入ってしまいましたので、6/17(木)・6/18(金)の両日、2名の初任者それぞれが2時間ずつ基礎的指導技術(2/22)について研修を行いました。

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